とてもまじめなフードの話 Ⅰ
とてもまじめなフードの話は、私自身の経験から得た考察で、あくまでぴ~すの仲間たちのことであり、
フードに悩む飼い主さんの一つの参考にしていただければと思い、
リアルタイムでちょいちょいお伝えできればと考えています。
2024年12月現在 ピース施設で暮らす犬、19 猫、20 合計39匹です。
それぞれに合ったものを食べさせたいと いつもみんなの食べっぷりや排泄物をじっと観察しています。
先ずは、
猫の食事
猫については、もっともっと考察を深めておられる方が沢山いらっしゃると思います。
さらっとご紹介します
ドライキャットフードで一番良いと感じているのは、
ロイヤルカナン センシブル です。
キブレ粒だったかな いろんな形の粒があって、丸のみしにくく、適度に口の中に引っかかる感じが良い。
しかし、価格が高い! そこでピースでは、成猫用まぜまぜと高齢猫用まぜまぜを作っています。
猫たちは好き嫌いが多いというか、自己主張が激しいというか、飽き性というか、
「食べたくありません」とおっしゃることも多いので
いただき物のフードだったりスーパーで買ってきて、ほどほどに安価なフードを混ぜています。
食事は、1日2回
体重測定を毎月実施して、増減に応じて1日40~50gを2回に分けてそれぞれ決まった食事場所で食べています。
猫によりますが、場所を覚えたら食事の準備が始まると自分の場所で待っています。
ウェットキャットフードは、ほぼ全ていただき物です。
特にこだわりはなく飽きないように、美食家にならないように適度な量をトッピングしています。
次に、
犬の食事 犬に関しては、ちょっとうんちくを語ります。
ドライドッグフード
ニュートロ ナチュラルチョイス チキン&玄米 ( 中型犬成犬用 小型犬高齢用 超小型高齢犬用 成犬減量用)
ニュートロのラインナップで現在は、シュプレモがお勧めのようですが、シュプレモは、○○が問題!と断言できるような材料はありませんが、
なんとなく犬たちの様子、排泄物の不安定さが気に入らなくて使っていません。
どのメーカーのものでもラムはチキンに比べてウンチが、少し柔らかくなるのと黒っぽくなるので下血とかわかりにくい気がして使っていません。
アカナ プレイリーポートリー
アカナは全て良い感じですが、お値段が高いので一番安価なプレイリーポートリーを使っています。
特に下痢の多い子、虚弱体質で太りにくい子には良いです。逆に便秘性の子には不向きかなと思います。
粒が堅く大きく焼き締めもしっかりしているのか ふやかしにくく、超小型老犬には、与える手間が非常に掛かります。
ユカヌバ ミディアムアダルト スモールシニア
ユカヌバは、ニュートロ、アカナに比べて安価なこと、米と豆類で良い状態が保てない犬にも良いことから使っています。
実は、1匹が米アレルギーでお米の入っていないプレミアムと言われるフードを調べまくり、試行錯誤で行き着いたのがコーンでした。
以前は、アレルギーが出ると、チキンを止めてラムにするとか、サーモンにするという対応で良かったのですが、
最近は、何故か穀物アレルギーが多いように感じます。環境ホルモン?残留農薬?
穀物アレルギー食も米やレンズ豆がプレミアムフードの主流でコーンを使っているものを探すのが大変でした。
穀物アレルーギー対応食と言われる様々なフードを試しました。
残念なことにユカヌバもスーパーシニアには、お米が使われています。
あとミディアムアダルトの方がシニアよりオイルコーティングが少ないと感じるので、シニア犬にもアダルトを与えています。
スモールシニアのオイルコーティングも過剰では?と感じていますが、代替え品が見つからないので今はこれを使っています。
療法食
下部尿路疾患用 ロイヤルカナン・ヒルズ
消化器サポート ロイヤルカナン
糖質・脂質コントロール ロイヤルカナン 森乳サンワールド
その他
ペットライン プッチーヌ
サンライズ ミンチスペシャル
ウェットドッグフード
dbf150gシリーズ缶 シニア食 DHA・EPA 配合・ 乳酸菌・オリゴ糖 配合・ グルコサミン・コンドロイチン 配合
dbf150gシリーズ缶 まぐろ白身 白米入り・かつお白身 白米入り・まぐろ白身&ささみ 白米入り
dbf カロリーエースプラス 犬用流動食・カロリーエースプラス 犬用ムースタイプ
上記のほかいただき物のdbf缶をいろいろ使っています。
dbfは、とても信頼している缶詰のメーカーです。
dbf缶のなかでもシニア食は下痢しにくいと感じているので、成犬にもずっとこのシリーズを使っています。
保護犬に缶詰なんて贅沢だと思われる方もいらっしゃるかな?19匹で1日3-6缶を使っています。
犬の食事も1日2回 体重や状態に応じてミックスして与えています。
その調合などについては、とてもまじめなフードの話Ⅱでお話しします。
ドッグフードの決め方は、食べっぷりより排泄物を重視し、安定した便をするかどうかで使うかどうか決めます。
この活動を始める前からずっと犬を飼ってきましたので、それなりの路線は確立していたのですが、
米アレルギー犬と食生活も住環境も判らない保護された犬たちそれぞれに合ったフードを探すためさらに学んでおります。
そして一つのフードに固執することなくいろいろあげてみるのが良いと感じます。
いろいろなものを食べて免疫力アップをしようという勝手な持論もあります。
しかし嗜好性を上げるために過度にオイルコーティングしてあるものや、パウダーがまぶしてあるものは使いません。
最後に、犬は、自ら絶食して体調不良を治そうとします。何で食べないのかを見極めることがとても大切だと考えています。
食べ過ぎや前日のフードの調合、ストレス、歯痛、外傷性の痛み、内部疾患、老化などが、考えられる理由です。
素早く対応して、犬の体力を落としてしまわないようにする。
その対処法についても次回以降お話ししようと思います。 つづく…